アウトボードの1176は最高
今回の記事ではアウトボード(実機)のUAD 1176LNについてお話ししていきます。
DTMerなら言わずと知れた超有名コンプレッサー1176。沢山のプラグインが出されていて僕もwavesとUADのものは持っています。僕のメインコンプですね。基本情報はネットに溢れかえっているのでここでは省略させてもらいます。
そして遂に1176の実機を買ってしまったわけですよ
いや、なんかもうこいつが家にあるだけで強く生きていけます。カッコよすぎません?リアルにほわ〜〜って言いながら頬擦りしちゃいましたもん。
さてさてその音ですが「優勝」ですね
わけわからないと思いますが本当に買って聴いてみてください。「優勝」って言葉しか浮かんでこないですから。
そうは言ってもレビュー記事が「優勝」で終わったらダメなので具体的な話していきますね。
よくコンプレッサーは実機とプラグインで雲泥の差があると言われます。僕自身半信半疑だったんですが(UADのプラグイン優秀だし)
マジで別物ですね
一言で言うなら音のキレが違います。実機が兵隊さんのごとく素早く動くのであれば、プラグインは中学生の動きって感じですね。プラグインの音ってこんなに丸かったんだと感じさせられました。ではポイントごとに違いを見ていきましょう。
①リリースの効きがキレッキレ
これが一番凄いなと感じました。よく「リリースを長くして音をタイトにしていく」という説明が教本とかに載ってると思うのですが、僕は正直これがよくわかってなかったです。まぁ確かにリリース長くしていけば余韻が小さくなるのはわかるんですが、この程度の差ならトランジェントマスターとか使って余韻切った方がいいなと思いリリースはそこそこにしか扱ってませんでした。
実機のリリースつまみを回した瞬間「これがコンプレッサーか!!」と音楽7年やってて初めてコンプレッサーを理解しました。余韻がキュッ!と無くなるんですよ。スパッと切れてるのに元々こんな音だったんですよみたいな自然さ。最高です。
②アタックが出てくる出てくる
リリースと同様潰れ方のキレがいいので欲しいだけのアタックを欲しいまま前に出してこれます。キックとかスネアにかけた時の感動を皆さんにも味わって欲しいです。EQいらないんじゃね?ってくらいコンプだけで音の棲み分けできますよ。
③通すだけで音が豊かに
1176は音を通した時に倍音が発生します。音の厚みが増えて抜けが良くなります。「これは持ってるだけで幸せになれる壺だよ」は詐欺ですが「これは通すだけで音を幸せにできる1176だよ」は真実です。1176教に入信してみませんか?
以上が1176の紹介でした。
ではでは
p.s.サンプル音源など貼ろうかと思いましたがネットにいっぱいありますしYouTubeにもあるのでまぁいいやとなりました(怠惰)